ワイキキビーチを望むテラス席のパンケーキカフェ

ハワイ最旬スポット!カカアコ「ソルト」のレストラン徹底取材

ウォールアートで有名な芸術の街カカアコにあり、近年俄かに注目を集めている人気のグルメ&ショッピングスポット「ソルト・アット・アワ・カカアコ(Salt at Our Kaka`ako)」。Myハワイでは今回、この人気スポットにある、特に人気を集める美味しいレストランやカフェなどを取材してきました。早速紹介しましょう!

(※この記事は2020年2月に取材した内容に基づきます。提供商品や価格などに変更がある場合があります。最新情報は各お店の公式サイト等でご確認ください。)

【目次】

「ソルト」について
1.モク・キッチン
2.ビレッジ・ボトルショップ&テイスティングルーム
3.パイオニア・サルーン
4.ハイウェイ・イン
5.アーヴォ
6.モーニングブリュー
7.9barHNL(ナインバー・ホノルル)
8.その他の店

「ソルト」について

2018年に「ショッピング・センター・オブ・ザ・イヤー」を受賞した「ソルト・アット・アワ・カカアコ」(以下ソルト)は、カメハメハ・スクールが保有する8万5,000平方フィート(約7,900平方メートル)の土地に建てられたホノルルの最新複合施設。テナントとして入っているレストランやリテールのほとんどは地元の小規模ビジネスです。

カメハメハ・スクールはカメハメハ大王の末裔バーニス・パウアヒ・ビショップ王女の遺志を汲んで夫のチャールズ・リード・ビショップ氏が創立した幼稚園~高校まで一貫教育を行う名門私立校で、現在も主にハワイアンの血を引く子どもたちに対し、ハワイの伝統文化を重視した秀逸な教育環境を提供しています。

「ソルト」(塩)はハワイ語で「パアカイ(Pa`akai)」と言います。なぜこの複合施設にソルトという名前が付けられたかというと、カカアコ周辺には以前、ハワイアンの塩田が点在していたからだそうです。

カメハメハ・スクールではこのカカアコを中心として、ハワイ文化を基礎とした躍動的な都市コミュニティを作り上げていくことを目標としており、ソルトはその中心的存在となっています。

1.モク・キッチン

まずはソルト内で最も大きなレストラン「モク・キッチン」を紹介しましょう。ここはワードビレッジ内にある「メリマンズ(Merriman's)」のオーナーでもあるシェフ、ピーター・メリマン氏が経営するレストランです。

ソルト全体がコンクリートやむき出しの天井などインダストリアルなデザインを生かしたコンテンポラリーな建物で構成されていますが、モク・キッチンも然り。モダンながらも温かみのある木材や家具をプラスして、居心地の良い空間を作り上げています。

ハワイの「地産地消」を支援するシェフとして、ハワイの料理界で長年活躍を続けるメリマン氏は、オーガニック食材や地産の良質な農産物や肉を多用し、他とは一線を画すクリエイティブな料理を創り上げています。モク・キッチンではそのメリマン氏が生み出した創作料理の数々を、カジュアルな雰囲気の中で楽しむことができます。

上は同店で特に人気があるという料理3つとカクテル。料理は上から鴨肉とシラントロ(パクチー)、ハラペーニョ、マウイオニオン、パイナップル・ハバネロ・サルサ入りの「ダック・タコス」($18)、パルメザンチーズとガーリックの風味が美味しい「ガーリック・トリュフオイル・フライズ」($8.50)、そしてペスト(バジル)ソースが効いている「ローステッド・スクアッシュ・ラビオリ」($15)です。

左のカクテルは、マウイ産のオーシャン・ウォッカをベースにリリコイ、蜂蜜、ライム、卵白、タイバジル入りの「ノカオイ(No Ka Oi)」($13)。

レストラン内にはバーもあり、多彩なカクテル、ワイン、地元ハワイのクラフトビールなど、さまざまなドリンクメニューが用意されています。

大人数のグループも収容できる広いレストランなので、ウェディングなどパーティーやイベントなどを開きたい場合は同店に相談してみてください。

ユニークでクリエイティブ、かつ質の高い料理を気軽に食べられるハワイ発のレストランをお探しの方におすすめしたいレストランです。

2. ビレッジ・ボトルショップ&テイスティングルーム

ソルトのちょうど真ん中、こちらの独立した建物の中にある「ビレッジ・ボトルショップ&テイスティングルーム」には、オーナーのティムさんが世界中から集めたクラフトビール600種以上が揃っています。

インダストリアルな雰囲気と木材の温かみがミックスした広々とした店内は、シンプルで気持ちの良いロフト風にデザインされています。週末の夜などにお友だちと訪れたら、賑やかで楽しい時間を過ごせそうなバーですね。

もちろん夜だけでなく、昼からビールを飲みつつ商談しているビジネスマンも多いそうです(笑)。

冷蔵庫には数えきれないほど多彩な種類のビールが入っています。普段ハワイを含むアメリカでは見られないヨーロッパやアジアの珍しいビールもあります。値段もリーズナブルなので、ビール好きの人はぜひいろいろな種類を試してみてください。

ラベルのイラストがお洒落なこちらのビールは、オレゴン州ポートランド発の「ブレークサイド・ブリュワリー(Breakside Brewery)」のものです。

また、注文した後にグラスに注いでくれるドラフトビールも楽しめます。壁のデジタル掲示板を見れば、どんなビールがタップ(下の蛇口)に入っているかが一目瞭然。

ただし、掲示板に載るメニューは毎日変わるそうです。値段も掲示板に明記されていますが、3オンス(約89ml)と6オンス(約177ml)では値段が違いますので、注文時に量を指定してくださいね。

同店にはビールによく合うおつまみメニューも用意されていますが、他店で食べ物を買ってきて持ち込んでもOKだそうです。向かいにあるレッドフィッシュのポケや、2階のブッチャー&バードからハンバーガーを買ってきてビールと共に楽しむ方も多いですよ、とはオーナーの弁。

3.パイオニア・サルーン

ソルトにはダイヤモンドヘッド麓のモンサラット・アベニューに本店を構える人気のプレートランチ店「パイオニア・サルーン」もあり、特にランチ時は付近のビジネス関係者や観光客などで大賑わいです。

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中はこのように木材を多く使った温かみのあるカジュアルな空間です。カウンター席もあるので、1人でも気軽に食事を楽しめます。外にも大きなテーブルがあり、5~6人のグループでも楽に座れます。

取材班がこの日いただいたのは、こちらの「ガーリック・アヒ・ステーキ」。まさにステーキと言いたくなる肉厚さで、ニンニクと共にたたき風に調理してあります。

この日の付け合わせ(サイドディッシュ)は揚げ豆腐でしたが、メニューは日替わり。ご飯は白米または玄米が付いてきますが、下写真のしそわかめご飯は$1プラスになります。

アヒは焼き加減が絶妙! ガーリックの香ばしさとネギの風味が美味しくて、食が進みます。編集部員はプレートランチ1個では足りないくらい(笑)。ハワイの食文化ともいえるプレートランチに和風のエッセンスを加えているので、日本人の舌によく合っています。

パイオニア・サルーンにはチキン、ポーク、シーフード、ビーフと、良質な食材を使った非常に多彩なメニューが用意されていて、毎日通っても飽きません。ハワイ滞在中のお気に入りの店になること間違いなしなので、まだ行ったことのない方はぜひ試してみてくださいね!

4.ハイウェイ・イン

ワイパフに本拠を置く人気のハワイアンフード・レストラン「ハイウェイ・イン」のホノルル店はソルト内にあり、主にローカルを中心に連日大盛況です。

ハイウェイ・インは日系二世である創業者、セイイチ・トグチさんが1946年にオアフ島中西部にあるワイパフで創業し、ハワイアンフードの有名店として名を馳せていました。三代目社長のモニカさんが2013年にカカアコ店をオープンして以来、ホノルル市民や日本人観光客など客層が広がり、料理の質の高さとリーズナブルな価格で人気を集めています。

モダンな作りでお酒も飲めるカカアコ店はローカル住民だけでなく、日本人を含む世界各国からの観光客にも人気が高い店。また店内にはフィッシュマーケットもありアヒポケなどが購入できます。

同店では、伝統的な味を忠実に再現したハワイアンフードのコンボが特に人気。コンボにはメインのほかにロミサーモンとポイ、蒸しウアラ(イモ)、ハウピア付き。下は人気の「カルアピッグ・コンボ」($15.25)。

カルアピッグは柔らかく、塩味が薄めのヘルシー志向で、食べると食材の質の良さと調理の丁寧さが分かります。ポイもくせがなく食べやすいので、ハワイアンフードに興味がある方は、ぜひ試してみてください。

5.アーヴォ(ARVO)

シンプルでスタイリッシュなカフェとしてインスタグラムでも人気のカフェ「アーヴォ(ARVO)」。これまでの場所から、2019年夏にソルトの別のロケーションに移動して新たにオープンしました。

カウンターでオーダーしてテラス席で食べるスタイルはそのままですが、テーブルは以前の5倍ほどに増え、新店では多くの人々が座ってARVOの美味しいフードやコーヒーを味わえるようになりました。

この店で有名なのはオーストラリアン・スタイルのラテ。サンフランシスコのSightglass Coffee(サイトグラスコーヒー)のエスプレッソを使って、チョコレートのような甘い独特な風味が特徴の、オーストラリアのラテを再現しています。

試したいのはもちろんラテだけではありません。アーヴォでは見た目が美しいだけでなく、味のクオリティも素晴らしい食事が楽しめます。

また、アーヴォではローカルアーティストのサポートも率先して行っています。

アーヴォの美しいお料理をさらに美しく引き立てているシンプルな陶器も、ローカルアーティストのデザインによるものを使用。陶器類はお店でも販売されています。

6.モーニング・ブリュー

ソルト内に数軒あるカフェの1つがこちらの「モーニング・ブリュー」。本格的な味わいのバラエティに富んだコーヒーをはじめとするドリンクメニューに加え、美味しいワッフルやサンドイッチ、ヘルシー系のフードメニューが人気を呼んでいます。

中はこのように天井の高いロフト風のシンプルでモダンなインテリア。吹き抜けの2階席もあり、ピープルウォッチングを楽しみながらゆっくりと美味しいコーヒーを満喫できます。

コーヒーやラテ、エスプレッソ、ティーなどのドリンクメニューが非常に豊富。ビストロとして料理のメニューも充実していて、パンケーキやベーグル、サンドイッチ、サラダなどの軽食が楽しめます。

朝7時から営業しているので、早起きして観光やショッピングの前に出かけ、美味しいコーヒーと共に朝食を楽しんでみてはいかがでしょうか?

7.9bar HNL(ナインバー・ホノルル)

本格派のコーヒーが飲める店として人気を集めるのがこちら「9bar HNL」。ナインバーという名前は、完璧なエスプレッソを作る際のプレッシャーを「9 bars(ナインバーズ)」と呼ぶことから来ているでそうです。

シンプルでコンテンポラリーな店内は、ハワイではなくまるでニューヨークにいる気分。編集部員はふと、この店に1人で来るお客さんが多いことに気づきました。皆、静かな1人時間と美味しいコーヒーを求めて来るのでしょうか。

コーヒーがお目当てな方は日替わりの「ブリュー・オブ・ザ・デー」を楽しんでみては。地元ハワイのコーヒーが欲しい場合は「ローカル」、他国のコーヒーがお好みなら「インターナショナル」をどうぞ。

エスプレッソ、カプチーノ、ラテなど多彩な種類のコーヒードリンクが用意されているほか、抹茶やママキティー、チャイティーなどもあります。

また、オーナー自らがキッチンで作る焼きたてのクッキーやスコーンもショーケースに並んでいます。これだけでなく、タコスやブリトーなどメキシカン風メニューのほか、「アロハ・ボウル」「カリ・ボウル」などプレートランチ風メニューも用意されています。

ローカル常連客に混じって、美味しいコーヒーと軽食を楽しんでみてくださいね!

8. その他の店

ソルトは比較的小規模な複合施設ですが、レストランやカフェなど飲食店が非常に充実しているのがお分かりいただけたかと思います。ここでは紹介しきれませんが、ほかにもさまざまなお店があります。


Vein at Kaka`ako

シェフが腕を振るうグルメなイタリアンやステーキ、魚料理が食べられる「ヴェイン・カカアコ(Vein Kaka`ako)写真上)」、ビールやカクテルが料理と共に楽しめるバー「べヴィー(Bevy)」、しぼりたてのフレッシュなコールドプレスジュースを提供する「ジュースド・ライフ(Juicd Life)」、カニやエビ、オイスターなど新鮮なシーフード専門店「ザ・ボイリング・クラブ(The Boiling Crab、写真下)」など試してみたい店がたくさん。

The Boiling Crab

また、スターバックスコーヒーやラニカイ・ジュースなど、おなじみの店も入っていますよ。

以上、ホノルルの新名所となった「ソルト・アット・アワ・カカアコ」のレストランやカフェをご紹介しましたが、いかがでしょうか?

ワイキキからカカアコまでは車で約15分程度。アラモアナセンターやワードビレッジからも比較的近く、ソルトの前を通るバスも多く通っていますので、ぜひ足を延ばしてみてくださいね!